一般ピーポーの海外ワンダー

”一般ピーポー”である私がなぜ、”30歳”を過ぎて”海外(カナダ)”で彷徨い続けているのか、の記録達です。

自己紹介②~このスキルで楽しめる?

 コロナ禍で海外への移動制限がかかるなか、30歳にして当時勤めていた会社からほぼ無理矢理(笑)1か月間の有給休暇をもらい、カナダ・バンクーバーへ語学留学をしました。

 

 

語学学校の選び方

 個人的にですが、語学学校を選ぶ際にはどんなことを学びたい・経験したいか?を具体的に考えるべきかと思います。

 スピーキング・ライティング・リーディング・リスニングのいずれか、もしくは全てを伸ばしたいのか、それともグラマー等の基礎力を重視したいのか、イベントの多い学校に行きたいのか、日本人がなるべく少ない学校に行きたいのか、等々。

 各学校同じように見えてもそれぞれに特徴を持たせているように思います。

 自分の語学学校に通う姿を具体的に想像すると選びやすいかもしれませんね。

 

 私の場合、学校を決める際には留学エージェント会社へ相談し、おそらく日本人は皆さん苦手であろう「スピーキング」スキルを伸ばせる学校を紹介していただきました。

 それがこちらのGlobal College(グローバルカレッジ)。

gcc-canada.com

(日本語版のホームページがありませんでしたが、「グローバルカレッジ」で検索するといろんな留学エージェント様の紹介ページが見つかります。)

 曜日ごとにリーディング・ライティング・リスニング、と一つの分野に注力していましたが、スピーキングは必ず毎日行っていました。例えば、クラスメイトと意見を交換しあう、エッセイを発表する、等々。

 英語圏の国に身を置き、学校内外でとにかく英語を喋らなければならない環境に身を置けたことは留学でしかできない経験でした。

 

30歳過ぎの留学

 留学という言葉を聞くと、大学生くらいの20歳前後の人たちをまず想像する方が多いのではないでしょうか。

 学校へ行く前は「30歳くらいの人はほぼいないかも。友達できずに寂しい1か月間だったらどうしよう。」という自分の年齢に対する不安でいっぱいでした。渡航前に親友相談したくらいです(笑)。しかし、通い始めてみれば自分よりももっと年上の方がいたり、意外に大学生くらいの子達が仲良くしてくれたりでした。

 意外に年齢を気にしているのは自分だけ、ということもあるのかもしれませんね。留学だけでなく、何をするにも年齢を気にして行動を起こさないのはとってももったいないことだな、と実感しました。

 ちなみに学校で私の先生だった一つ年下のカナダ人の子は、今では私の友達で定期的に会っています。

 

カナダの面白さ

 自分が極めてみたかった「英語」というものに没頭できたのももちろん面白かったのですが、それ以上に印象的だったのがカナダにいる「人種の多様さ」でした。

 カナダ人、もしくはカナダに住む人、と聞いてどんな人たちを思い浮かべるでしょうか?カナダに渡航する前の私のイメージは「ヨーロッパ系で、髪の毛がブロンドで鼻の高い人たちばっかりなんだろうな。」でした。

 もちろんカナダの各都市にもよるとは思いますが、バンクーバーはアジア系(特に中国・フィリピン・インド)の方々がとても多いです。(理由としては、バンクーバーは西海岸に面しており、アジアに比較的近いから、だとか。)

 道を歩いていると平均して3~4割はアジア系かな、とも思います。

 

 もちろんヨーロッパや中東出身の方も多く、本当に国際的な都市なんだなぁ、と実感しました。

 また、日本と比較すると建国から150年ほどと若い国であり、自分自身はカナダ育ちでも両親やおじいちゃんおばあちゃんはカナダ出身ではないという人がたくさんいます。

 日本人のお名前をお持ちではあるものの、カナダ育ちで日本語を話さない日系カナダ人の方にもお会いしたこともあります。

 

 そんな日本では考えられなかった多種多様なバックグラウンドを持つ人たちと触れ合う中、次は「カナダで働くってどんな感じなんだろう?」と興味を持ち始めました。

 

帰国後

 語学留学を決めたのと同様、やりたいと思ったことはやっておきたい気持ちがむくむくと育ち始め、帰国後はすぐ、以前より知っていたコープ留学を決め、ワーホリにも申し込み、31歳の誕生日前になんとかワーホリビザの許可証を得る、といういわゆる「ギリホリ」に挑戦することとなったのでした。

 語学留学からの帰国後からコープ留学まで、日本にいた期間はわずか6か月でその間に会社を辞め、すべての準備を整えました。

 今考えるとすごい決断力だな、と思います(笑)。